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GPS位置情報データをGIS上で管理するメリットとは?


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GPSで取得された位置情報の活用が進んでいます。
地図アプリ等で現在位置を知るために利用されているのは分かりやすい例でしょう。また、下記記事では、GPSで得られた位置情報を蓄積し、人流を表すビッグデータとして活用する事例とPC-MAPPINGでの活用方法をご紹介しています。

参考:MAPCOM WORLD TOPICS「人流データを可視化する」

GPSPresentLocation

GPSを利用して地図上で現在位置を表示

GPSとは?

Global Positioning System:全地球測位システム。より一般的にはGNSS(Global Navigation Satellite System:全地球測位衛星システム)とも言います。地球軌道上を周回するGPS衛星が発する電波を受信し、GPS衛星の位置とGPS衛星からの距離を知ることにより、ある時間の自分の位置を決定します。
正確な位置を知るためには、最低3機以上(正確な時間も測定するには4機以上)のGPS衛星からの受信が必要とされています。

今回は、PC-MAPPINGでGPS位置情報データを管理する方法と、そのメリットについてご紹介します。

PC-MAPPINGで利用できるGPS位置情報データ

PC-MAPPINGでは、主に3種類のGPS位置情報データを入力データとして利用することができます。

GPSロガーからのログデータ

GPSロガー(Garmin、NMEA対応製品等)から出力されるログデータを元に、GPSモニター上に座標や方向等の情報を表示します。地図上で現在位置を表すポイントを自動追従させることも可能です。

GPSログファイル(+動画ファイル)

GPS機器により記録されたGPSログファイル(GPX形式等)をインポートし、座標情報をもとにポイントとアークからなる軌跡ベクターを生成します。
RICOH THETA, LADYBUG製品等のGPS内蔵カメラにより撮影された動画があれば、対応したGPSログファイルとセットで取り込むことで、軌跡上のアイコンと連動して動画を再生できます。

GPS情報付きEXIF-JPEGファイル

座標情報からポイントデータを生成し、緯度経度情報や写真へのリンク情報を内部属性に登録します。

操作手順

GPSロガーからのログデータ

GPSMonitorMenu

① PC-MAPPINGは外付けや内蔵のGPS機器に対応しています。
使用する機器により、[GPS(NMEA)モニター] / [GPS(Garmin USB)モニター] / [GPS(ロケーションAPI)モニター]の3種類のメニューを利用可能です。
ここでは、[GPS(ロケーションAPI)モニター]を利用します。

GPSMonitor

[システム]-[GPSモニター]-[GPS]-[GPS(ロケーションAPI)モニター]を実行すると、[GPS(WindowsロケーションAPI)モニター]ダイアログボックスが表示されます。
左上のランプ型のアイコンが点灯すると、受信情報をもとに緯度・経度・高さ、時刻が表示されます。

「自動追従」にチェックを入れると、取得された位置情報で事前に用意されたポイントの座標を更新し、その位置が中心となるように画面を移動することができます。

GPSNorth

④ポイント内部属性には進行方向が記録されます。また、「進行方向を上向き」にチェックを入れることで、進行方向が上になるように地図を回転して表示します。

GPSLocus

「軌跡を描画」にチェックを入れると、1つ前の位置情報と新しい位置情報をアークでつないでいき、軌跡として表示することができます。

GPSログファイル(+動画ファイル)

GPSlogFile

[システム]-[GPS]-[GPSログから軌跡ベクター生成]を実行すると、[GPSログファイルからベクターデータ生成]ダイアログボックス(右図)が表示されます。
「GPSログファイル」欄にGPS機器で取得されたGPSログファイル(*.gpx等)を設定します。
また、ログファイルに対応する動画ファイルがある場合、「ビデオファイルとリンクする」にチェックを入れ、ビデオファイル(*.mp4等)のパスを設定します。

GPSLousVector

②ログファイルが読み込まれ、ポイントとアークからなる軌跡ベクターが表示されます。
ポイントの位置はログファイルの座標情報をもとに設定され、内部属性に測定時間や動画再生連動用の「経過時間」情報等が登録されます。
(画像は描画設定を行ったものです。)

VideoPlay2

③この状態でコマンド「VideoPlay2」を実行すると、動画をはじめから再生し、再生時間に対応した位置にアイコンを表示させることが可能です。アイコンの位置は動画の再生とともに移動していきます。
背景データと重ね合わせることで、再生されている動画の位置関係を把握することができます。

VideoPlay2_Relation

④また、任意のポイントを指定し、リレーションを起動することで、その位置に対応した再生時間から動画を再生することができます。

参考:ヒント集「リレーション」

※「VideoPlay2」コマンドの実行には専用のモジュールが必要です。
こちらからダウンロードしてご利用ください。

GPS情報付きEXIF-JPEGファイル

GPScamera

[システム]-[画像]-[EXIF-JPEGファイル]を実行すると、[GPS情報付きEXIF-JPEGファイルの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。
「追加」をクリックし、GPS情報付きの画像ファイルを選択し、「読み込むファイル」に追加します。
「(簡易)フットプリントを生成する」を選択します。

GPSCamera

②「OK」をクリックすると、画像ファイルの座標情報をもとにポイントデータが生成されます。
ポイント内部属性には、座標や方向、画像ファイルのパス等の情報が登録されます。
ポイントデータのアイコンは、方向のデータ(「回転角度型」フィールド)をもとに回転されて表示されるため、どの方向を向いて撮影されたかが分かりやすくなります。

GPSCameraRelation

③ポイントデータの属性を照会し、リレーションを起動すると対応する画像ファイルが表示されます。
背景データと重ね合わせることで、画像と地図上の位置を対応させながら情報を把握することができます。
また、住所等の検索用データを用意したり、バッファー選択等の空間解析を利用することで、任意の写真データを探しやすくなります。

参考:ヒント集「GPS情報付きEXIF-JPEGファイルの取り込み」

位置情報と関連付けて動画や画像を管理することのメリット

3種類のGPSデータのPC-MAPPINGでの利用方法についてご紹介しましたが、特に

  • GPSログファイルと動画ファイルの連動
  • GPS情報付きEXIF-JPEGファイルからポイントデータ生成

により、動画や写真を位置情報と関連付けて管理することができます。
これにより、ファイル単位で管理する場合と比較して、位置関係を容易に把握しながら動画や写真を確認することが可能となります。
例えば広告物や標識など、屋外の管理対象物を撮影したデータをPC-MAPPINGに取り込み、背景データや検索用データと合わせて管理することで、利便性の向上や、再度現地に赴かなくても机上で点検ができることによる管理コストの削減が期待できます。

さらに、「拡張PVP」オプション(有償)をご利用頂けば、360度動画ファイルとGPSログファイルをインポートしたプロジェクトデータからビューアーを出力し、配布することが可能です。
位置情報と紐づけられた写真・動画データを複数人で共有することで、位置関係について共通のイメージを持ちながら業務を行うことが容易になります。

参考:MAPCOM WORLD TOPICS「PC-MAPPINGは3Dデータ/360度動画を搭載したGISビューアの出力が可能です!」

PVP

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