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トップページ >  PC-MAPPING更新速報! >  2020/08/04更新 PCM8.011

2020/08/04更新 PCM8.011


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新しいコマンド「FrameCapture」追加

新たなコマンド「Framecapture」を追加しました。
このコマンドはPC-MAPPINGアプリケーションウィンドウを静止画及び動画のキャプチャー撮影を行う機能となります。

コマンドを実行すると、「フレームキャプチャー」という名称の小さいダイアログボックスが現れます。
保存先パスを指定し、動画の場合、「スタート」で指定の操作画面がキャプチャーされ、「ストップ」で終了します。
動画のキャプチャー撮影は重い処理になるので、ハイスペックのマシンが必須となります。
一方、高解像度(4Kなど)では、キャプチャーサイズが大きくなってますます重くなるので要注意です。
また、フレームレートがマシンスペック以上になった場合、コマ飛ばししてビデオを作成します。
(再生時は高速再生のようになります)

「字幕領域」チェックボックスがONの場合、下部に字幕領域としてマージンを取ります。

ダイアログボックスの高さ、色は、pcm.iniに

[VideoRecDlg]
SubtitleH=15.0
SubtitleColor=RGB(0, 0, 0)

と記述することで、
SubtitleH=(任意の高さ)・・・高さをmm単位で指定
SubtitleColor=RGB(0, 0, 0)・・・カラーを指定
を設定できます。

その他のオプションとしましては、
・ PC-Mappingのメインウィンドウ、プライマリースクリーン、その他第2、第3スクリーンのキャプチャーに対応
・ FPS数を指定でき、超低速モードの1コマ/2秒、1コマ/5秒、1コマ/10秒、1コマ/1分あり
・ キャプチャー画像を 1/2、1/4 に縮小して出力
・ 静止画ボタンでその時のキャプチャーをPNGファイルに出力
などがございます。

コマンドパラメーター
・ FrameCapture△-Start 現在の設定でキャプチャーを開始する
・ FrameCapture△-Stop キャプチャーを終了する
・ FrameCapture△-Pause キャプチャーを中断する
・ FrameCapture△-Snap 静止画キャプチャー
・ FrameCapture△-Close 閉じる

※このコマンドに対応するメニューはございません。

属性付与コマンドにオプション追加

各ベクター要素の属性付与コマンド
AttrSetArc([属性]-[付与]-[アーク属性付与]メニュー)
AttrSetNode([属性]-[付与]-[ノード属性付与]メニュー)
AttrSetPol([属性]-[付与]-[ポリゴン属性付与]メニュー)
AttrSetPnt([属性]-[付与]-[ポイント属性付与]メニュー)
について、オプション「-Union」を追加しました。
指示した要素がユニオンに所属する場合、他のユニオン要素にも同じ属性を付与します。


「標高メッシュ フィルター・地形解析」ダイアログボックスの機能追加

「標高メッシュ フィルター・地形解析」ダイアログボックスの処理について、
ベクタープロジェクトに複数の標高メッシュデータが登録されている場合、処理対象とする標高メッシュプロジェクトを選択できるようにしました。

PCMにクラッシュハンドラー機能を内蔵

従来、PcmBBox.dll でのDLL形式でのブラックボックス機能に相当する機能をPC-MAPPINGアプリケーション自身で処理するよう変更しました。
[スタート]-[システム環境設定]の操作3パネルの、
・「再起動マネージャーのサポート」チェックボックス
・「クラッシュハンドラーによるバックアップ機能」 チェックボックス
・「クラッシュハンドラーによるブラックボックス機能」チェックボックス
上記3オプションから設定することができます。

「再起動マネージャーのサポート」 チェックボックスについて、ONの場合、
PC-MAPPINGがエラーダウンした際に、その後自動で再起動する機能となります。
この機能はPC-MAPPINGが起動してから1分以上経っている場合に有効となります。

「クラッシュハンドラーによるバックアップ機能」チェックボックスについて、ONの場合、
PC-MAPPINGがエラーダウンする際に、編集後未保存のプロジェクト及びスクリプトがあれば、
(可能であれば)バックアップを保存する機能となります。
保存されるバックアップについては、バックアップ指定フォルダーに「~bkk~」がファイル名に付加されて保存され、
次回起動時に自動的に読み込まれて復元されます。
復元したプロジェクト及びスクリプトを保存せずに閉じると、「~bkk~」付きファイルも削除されます。

「再起動マネージャーのサポート」チェックボックスについて、ONの場合、
PC-MAPPINGがエラーダウンする際に、「診断情報」ダイアログボックスを開き、
エラーダウンの診断情報を出力します。
保存ボタンをクリックすると、ダイアログボックスに表示されている診断情報をテキストファイルとして保存できます。
このファイルはエラーダウン時の状況把握の資料となります。
弊社技術サポート(query@mapcom.co.jp)にお送り下さい。

クラッシュハンドラ機能については、こちらも併せてご確認ください。

スクリプト関連メニューの機能追加

スクリプトエディターの「キーワードカラー」に関する機能を追加しました。
[スクリプト]-[エディター]-[エディターのプロパティ]の[エディターのプロパティ]ダイアログボックスについて、
文字スタイルの「キーワード」を「キーワード(構文)」と「キーワード(オブジェクト)」に分離し、
さらに、「キーワード(ユーザー定義)」を追加しました。
「キーワード(ユーザー定義)」については、起動フォルダー又は、-prmdir指定フォルダーにある"UserKeyword.txt"ファイルからキーワードを抽出して指定色で描画します。
"UserKeyword.txt"ファイルの書式は
/ または ' で始まる行はコメント行となっており、その他の行にスペース、タブ、改行、区切りで任意のキーワードをリストします。
(ただし、日本語には対応しません)
加えて、「Keyword1.txt」「Keyword2.txt」ファイルがあれば、それらから、 「キーワード(構文)」と「キーワード(オブジェクト)」を設定します。
(デフォルトの設定を置き換えます)

また、[スクリプト]-[スクリプト]-[実行(詳細指定)]メニューを追加しました。
実行すると「スクリプトの実行」ダイアログボックスを開き、
関数名や引数などを指定してアクティブな編集ウィンドウまたは、(アクティブではないものの)ただ一つ開かれている編集ウィンドウのスクリプトを実行します。

地理院地図関連メニューの機能追加

[地理院地図]-[現在の表示領域のベクトルタイルデータを取得]-[その他]-[自然災害伝承碑]メニューを追加しました。
自然災害伝承碑(すべて)
自然災害伝承碑(洪水)
自然災害伝承碑(土砂災害)
自然災害伝承碑(高潮)
自然災害伝承碑(地震)
自然災害伝承碑(津波)
自然災害伝承碑(火山災害)
自然災害伝承碑(その他)
災害種別に応じた上記のメニューから選択します。

また、[地理院地図]-[タイル形式画像リンクデータ]-[タイル形式画像背景表示設定]メニューの「タイル画像URL指定」ダイアログボックスについて、以下の機能を追加しました。
・「地理院地図ラスタタイル一覧...」ボタンを追加しました。
 「地理院地図ラスタタイル一覧」ダイアログボックスを開き、一覧から選択したものをURLやズームレベルの設定に反映します。
・タイル名(任意)を表記できるようにしました。
・「インポート・エクスポート」ボタンを追加しました。
 設定をxml形式ファイルに出力、入力することができます。