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PC-MAPPINGを使ってオリジナルの地図アプリを作ってみよう


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PC-MAPPINGを使って専用の地図アプリを作ることができます!
用途に特化したアプリケーションにすることで、使うときのハードルがグンと下がります。
GISとしてではなく、やりたいことを叶えるソフトに変貌させることで、初めて使う方もスムーズに導入できます。
また専用アプリなので、用語や操作が定型化するところから、作り手側がユーザーをサポートしやすいメリットもあります。

まずは自分の仕事の中で、自分専用のPC-MAPPINGにするところから始めてみませんか?
たとえばよく使うメニューなどをわかりやすい名前で、使いやすい配置にする、といったことはすぐに実現できます。
今回はそんなオリジナルアプリにする方法をおさらいしていきます。

PC-MAPPINGをプラットフォームとして構築する

カスタマイズの方法①メニューをカスタムする

PC-MAPPINGには機能も多くありますが、それを使うためのメニューもいくつか存在しています。
リボンメニューは常に表示されていますが、かんたんにカスタマイズできます。
使わないメニューは外し、必要なメニューもわかりやすい名前に変更することができます。
そのほか、クイックバー、タスクメニューバー、ユーザーメニュー、アクセラレータキー のカスタマイズが可能です。
初心者には、リボンメニューやクイックバーのカスタマイズがオススメです!

カスタマイズするためには、「コマンド」を知ることが必要です。
PC-MAPPINGの機能ひとつひとつには「コマンド」が割り当てられています。
「コマンド」をかんたんに確認する方法は、一度メニュー化したい操作を普通にやってみていただくことです。
その結果、PC-MAPPINGの下部にある「出力」ウィンドウにどのコマンドを使ったか、すべて記録されています。
これをカスタマイズするときに当てはめていけば、簡単にオリジナルのメニューが出来上がります!
また、機能のメニューの上でF1キーを押すと、ヘルプが表示され、ここでもコマンドが確認できますよ。
繰り返しの処理など、スクリプト等を埋め込むことも可能です。
ヒント集[カスタマイズ]
https://www.mapcom.co.jp/support/hint/index_custom.htm

カスタマイズの方法②起動オプションを利用する

PC-MAPPINGのショートカットのプロパティにコマンドのようなものを記述することで、PC-MAPPINGをショートカットから起動するときに、決められた環境や条件で起動できるものです。

最も多く利用されているのが「-prmdir」という起動オプション。
この起動オプションは、指定したフォルダにある環境ファイル(カスタマイズの方法①で行ったカスタマイズの内容はファイルにその設定を保存しておくことができます)を使用して、PC-MAPPINGを開きます。
この設定をしたショートカットを複数用意しておくことで、用途に応じたPC-MAPPINGを使い分けることができます。
サポートスタッフも、通常のPC-MAPPINGと、業務にあわせた環境を設定したPC-MAPPIGを用意して、日常サポート対応にあたっています。
そのほかにも「PC-MAPPING」とタイトルバーに出さない設定や、ログ出力の設定など、様々な起動オプションが存在しています。
ヒント集[起動オプション] https://www.mapcom.co.jp/support/hint/other/hint35.htm

ほかの人に使ってもらうには

PC-MAPPING HT/SPの場合

環境ファイルや、起動オプションを設定したショートカットを提供するだけで、ほかの人も同じカスタマイズされたPC-MAPPINGを利用することができます。
たとえば、業務手順に沿ったメニューなどは、共有して使っていただくことで、作業ルールが統一され、予期せぬミス防止にもつながります。
とはいえ、もちろんライセンスがなければご利用いただくことはできませんが、ユーザー様が構築されたGISを自治体等でもご活用いただけるような制度もございます。詳しくはお問合せください。

PVP(プレゼンテーションビューアパック)配布

PVPとは、PC-MAPPING HTの「PVP保存」機能で作成できる特定のデータのビューアーです。
簡易ビューアーのため、機能制限やカスタマイズが有効になる範囲も制限がありますが、プレゼンテーションビューアーパックという名の通り、プレゼンテーション用の簡易なビューアーとして、自由に無償で配布していただくことができます。
PVP
プレゼンテーションビューアーパック
https://www.mapcom.tokyo/product/ht/pvp/

自作のアプリに地図を組み込みたい!PC-MAPPING ActiveX

たとえば自作のアプリケーションにPC-MAPPINGの地図表示機能を埋め込みたい!といった場合には、PC-MAPPING ActiveXがあります。
もちろんActiveX対応のアプリケーションに組み込んでいただく性質上、オブジェクト指向のプログラミングが必要となりますが、主目的が地図システムではないアプリケーションの中で地図を動かしたいケースに向いています。
PC-MAPPING ActiveX
製品ページ
https://www.mapcom.tokyo/product/activex/