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トップページ >  PC-MAPPING更新速報! >  2023/06/30 更新 PCM8.038

2023/06/30 更新 PCM8.038


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プレゼンテーションビューアーパック(PVP)の構成変更

PVPは当初から実行プログラムにデータを組み込んで、起動時にデータ部分を読み取って表示するという方式を取ってきましたが、昨今のアンチウィルスソフトは世界中のユーザーの利用状況を収集した上で起動実績の少なそうな実行プログラム(EXE)に対しては、とりあえず「怪しい」とする傾向があります。 
ゆえに、PVPのようなある意味「世界に1つ」のEXEはアンチウイルスアプリによって「マルウェアの恐れあり」とされるケースが散見されるようになってきています。
これに対応するために、PVPの基本構成を変更し、
実行プログラムとデータファイルに分離して、
実行プログラム自体はファイル名のみの変更としてファイル自体は改変しないようにします。

これにより、実行プログラムのハッシュ値は固定され、当社が出荷時に付加しているデジタル署名も保全されて、
以後、プログラムが改変されていないことが証明されます。
分離されたデータファイルは拡張子 .pvp として生成され、以後の改変等を受けないよう、ファイル自体は暗号化されています。
(これら以外に ウィンドウ状態の復元等に .ini .wks .ribbon .pinfo などの補助ファイルは従来通りです)

属性検索の内部変更

[属性検索]と関連するデータ[選択機能]で 
従来は「文字列包含(英字の大小区別なし)」で検索していましたが、
・文字列包含
・英字の大小区別なし
・1 バイト文字と、それに対応する 2 バイト文字を区別なし
・日本語のひらがなとカタカナを区別なし

で検索するように変更しました。

KMLファイルへのエクスポート

プレビュー

ポイントデータのベクターシンボルを、3Dベクターに展開する形で出力されるようにしました。
その際、サイズはシンボル元のベクタープロジェクト(ぺーバー座標ですが縮尺を加味した)サイズ(単位m)がそのまま反映されます。
描画パラメーターの「ファクター」は加味されます。
また、Y方向(座標)をZ方向にして置き換えて展開するので、シンボルは立ち上がった感じになります。
厚みはゼロなので、真横から見ると見えなくなります。

Webメルカトル タイル画像エクスポート

コマンド ExportWMTile
従来のコマンドに加えて、第2のコマンドパラメーターセットを追加しました。
コマンドパラメーター その2
-zmin△nn:エクスポートするズームレベル 最小
-zmax△nn:エクスポートするズームレベル 最大
-Dir△(フォルダー):出力フォルダー
-Area△m:範囲指定 
 0:全レイヤー図郭範囲  1:前景レイヤー図郭範囲  2:矩形範囲図上指定 3:前景レイヤー選択ポリゴン範囲
-Blank△0|1:空白の画像も生成する
-TP△0|1:透過色の指定
-TPCC△FFFFFF:透過色を16進  RRGGBB で指定
-NNMAX△NN:まとめて生成するタイル数
-NoDlg : ダイアログを開かずに実行 (指定なきパラメータは前回時の値を使用)
-Batch : 結果のダイアログを開かない

データベース関連コマンド追加(メニューにないコマンド)

Proc△Db系を追加しました。
プロジェクトに登録されているデータベースに対して有効なコマンドです。
Proc△Db△DBタイトル△InHouseOn:指定DB内部データ化
Proc△Db△DBタイトル△InHouseOff:指定DB内部データ解除
Proc△Db△DBタイトル△Rename△新タイトル:指定DB名称変更
Proc△Db△DBタイトル△Remove:指定DB登録解除

単体のデータベースに対しては、
CmdProc△Db△DBタイトル△Remove
で、該当データベースを閉じます。

座標変更関数追加(計算フィールド)

他フィールドの異なる座標系を参照して、変換する計算フィールド関数を追加しました。
DegToRectX(経度,緯度,系):緯度経度から直角座標X
DegToRectY(経度,緯度,系):緯度経度から直角座標Y
RectToDegB(系,X,Y):直角座標から緯度
RectToDegL(系,X,Y):直角座標から経度

OSM(OpenStreetMap) XMLファイルインポート

OSM(Open Street Map)XML形式のファイルをインポートします。
(アークとポイントに展開される、一部ポリゴン化される)

[WaveFront OBJ形式ファイル]出力対応

[エクスポート]-[CAD・デザイン]-[WaveFront OBJ形式ファイル]を追加しました。
コマンド:ExportOBJ
レイヤーのポリゴンをZ値を含めて、側面ポリゴン、テクスチャー画面(PLATEAU等設定)もあればOBJ形式ファイル(*.obj、*.mtl)に出力します。
[ポリゴン3DView設定]があるレイヤーの場合、3D化したポリゴン(側面、天板あり)で出力されます。

[3D都市モデル PLATEAU(プラトー)]インポート

これまで、メニューにないコマンドとしていたプラトーのインポート機能を標準メニューにしました。
[インポート]-[国土交通省]-[3D都市モデル PLATEAU(プラトー)]で実行可能です。
コマンド:LoadPLATEAU
※本機能はあくまで、上記データセットの取り込みに対応したもので、CityGmlフォーマットデータを汎用的に扱うものではありません。
インポート時に、PC-MAPPING形式に保存する以外に、WavefrontOBJ形式やDXFファイルに3D座標として出力します。
Wavefront OBJ形式には、テクスチャー画像も反映されます。
取り込む範囲と対応するプロジェクトデータを開いておけば、概ね3次メッシュ単位で、表示されている範囲に含まれるもののみをインポートするオプションも追加しました。
PC-MAPPING読み込み時にはインポートと同時に直角座標に変換するオプションも利用できます。

ZIPファイルが指定された場合は以下の単位でエクスポートします。
 pcmファイル➡ZIPファイル単位
 DXFファイル➡ZIPファイル内のレイヤー単位
 WaveFront OBJ形式➡最小ファイル単位(3次メッシュ、2次メッシュ)

プラトー

読み込む範囲を指定

プラトー

メッシュ単位でデータ読み込み

[文字列引き出し先ポイントの生成]機能追加

[編集]-[編集]-[編集作図]-[文字列引き出し先ポイントの生成]を追加しました。
ポイント等に設定されている文字ボックス型の引き出し線情報から、引き出し位置にポイントとして実体化したレイヤーを新規に生成します。

引き出し線先

元画像              ➡

引き出し線先

アークの代表点移動先にポイント生成

OSM(OpenStreetMap)XMLインポート

[インポート]-[汎用/GIS]-[OSM(OpenStreetMap) XMLファイル]を追加しました。
Open Street Map XML形式のファイルをインポートします。
データは、アークとポイントに展開されます。

VideoSeeker(360度動画)表示強化

360

360°カメラモード時のシステムメニューに[(ビデオ)センターマーカーを表示する]を追加しました。
「360°カメラモード」利用時、このメニューを実行すると、VideoSeeker上に、センターマーカーを表示します。
線の表示状態は、pcm.iniファイルで変更できます。
[VideoPlayDlg]
CenterMarkerWidth=1

 センターマーカーの線幅(mm)
CenterMarkerColor=RGB(0, 128, 255)
 センターマーカー線色
CenterMarkerAlpha=1
 センターマーカー線色アルファ値
CenterMarkerStyle=1
 センターマーカー
 0:SOLID 1:DASH 2:DOT 3:DASHDOT 4:DASHDOTDOT