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トップページ >  PC-MAPPING更新速報! >  2022/11/29更新 PCM8.031

2022/11/29更新 PCM8.031


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「断面図」表示時の背景塗りつぶし処理機能強化

「断面図」表示時の背景塗りつぶし処理時、指定の(別の)標高メッシュデータの値とカラーを利用する機能を追加しました。
  1. [ツール]-[図上計測]-[断面図・縦断図]-[断面図作成プロパティ]「断面線表示時の塗りつぶし用のメッシュデータを指定する」コンボボックスから、 標高メッシュプロジェクトを指定
  2. この状態で、[ツール]-[図上計測]-[断面図・縦断図]-[断面図作成プロパティ]実行
  3. 断面図ウィンドウで、[表示]-[表示設定]を実行すると表示される[断面線表示設定]ダイアログの、「塗りつぶし」の項目で「(指定メッシュデータ)塗りつぶしあり」を選択する。
1.の設定があれば、断面ウィンドウからのCSV出力時は、このメッシュの値もフィールド名 "Aux" として、合わせて出力されます。

表面を断面に反映

なお、デフォルトでは、断面線より下部底辺まで塗りつぶしますが、
pcm.iniファイルに
[CrossSectionWnd]
AuxColorWidth=15
などの指定で、指定長さ(mm)だけ塗り部分を指定することもできます。

[レイヤー内部属性 一括フィールド追加]機能追加

[属性]-[その他]-[レイヤー内部属性 一括フィールド追加]機能を追加しました。
各要素の内部属性に一括して、1つのフィールドを追加・設定します。

[メッシュポリゴンデータの生成]機能追加

[編集]-[標高メッシュ]-[編集]-[メッシュポリゴンデータの生成]を追加しました。
標高メッシュから単純に、1アーク1ポリゴンのレイヤーデータを作成します。

[LASヘッダー情報]

[インポート]-[LAS]-[LASファイルデータのヘッダー情報]を追加しました。
LASファイルデータを解析し、その図郭領域をポリゴン化し、ヘッダー情報を属性として取り込みます。

LASファイルデータのクラス情報ヒストグラム

[インポート]-[LAS]-[LASファイルデータのクラス情報ヒストグラム]を追加しました。
指定したLASファイルデータを解析し、クラス情報のヒストグラムを表示します。

排他警告メッセージ制御

設定ファイル(Pcm.ini)に、以下の記述を行うと、
読み取り専用の外部ファイルを読み込んだ際の警告ダイアログ表示を抑制します。
[PcmView]
WarnReadOnly=0

[属性転記(レイヤー間)]に機能追加

[属性]-[オプション]-[属性転記]-[属性転記(レイヤー間)]
以下機能を追加しました。
  • 「アークから近接するポイント」
  • 「アークから近接するアーク」
  • 「アークから近接するポリゴン」
  • 「ポリゴン外周から近接するポイント」
  • 「ポリゴン外周から近接するアーク」
  • 「ポリゴン外周から近接するポリゴン」
転記先要素から図郭長の1000分の1サイズのバッファーを作成し、1つだけ転記元要素が見つかった場合は、それを転記元として処理を行います。
1つもない場合は、バッファーサイズを大きくし、複数あった場合は再度バッファーを作って包含判定を繰り返します。

転記元と転記先をつなぐ「めがね線」を生成する機能も追加しました。

[接峰面・接谷面メッシュの作成]コマンドオプション追加

標高メッシュ[標高]-[効果]-[接峰面・接谷面]
ベクター[ツール]-[標高メッシュ]-[段彩陰影図]-[接峰面・接谷面]
のコマンドBVView10に、オプションを追加しました。

使用例ははヘルプファイルを参照してください。
BVView10△オプション(コマンドの後ろに半角スペースを区切りとしてパラメーターを記述する。順不同。)
※指定のないオプションは前回実行時の設定が使用される
-NX△nn :nn=横窓領域
-NY△nn :nn=縦窓領域
-Check1△n:接峰面
 0=OFF
 1=ON
-Check2△n:接谷面
 0=OFF
 1=ON
-Check3△n:侵食高
 0=OFF
 1=ON
-Check4△n:未侵食高
 0=OFF
 1=ON
-Cntr△nn :nn=繰り返し試行回数
-NoDlg :ダイアログを開かずに実行する

[ArcViewシェープファイル]インポートに
              コマンドオプション追加

[インポート]-[汎用/GIS]-[シェープ]-[ArcViewシェープファイル]
のコマンドImportShp2にオプションを追加しました。

使用例はヘルプファイルを参照してください。
ImportShp2△オプション(コマンドの後ろに半角スペースを区切りとしてパラメーターを記述する。順不同。)
※指定のないオプションは前回実行時の設定が使用される
-File△入力ファイルパス名
 入力ファイル。複数列記可(-File△パス名を繰り返す)
-Coord△n:変換後の座標系
 0:直角
 1:UTM
 2:経緯度
-Kei△n:変換後の直角座標系の系
-Zone△UTMのゾーン番号
-Std△n:変換後の「世界測地系」チェックボックス
 0:OFF
 1:ON(世界測地系)
-Unit△n:単位(直角・UTM座標系の場合)
 0:m
 1:cm
 2:mm
 3:km
-UnitDeg△n:単位(経緯度座標系の場合)
 0:度
 1:秒
 2:1/10秒
 3:1/100秒
 4:1/1000秒
 5:1/10000秒
 6:1/1024秒
-UsePrj△n:「指定のPRJファイルを使用」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:指定のPRJファイルを使用
-PrjPath△プロジェクトファイルパス名
-UserPrj△1の時のプロジェクトファイルパス名
-PolFix△n:「ダブリアークを削除した完全な構造化ポリゴンを生成」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:構造化ポリゴン生成
-PolTh△しきい値
-PolFix△1の時の、構造化ポリゴン生成時の座標値揺らぎしきい値
-EmptyLayer△n:「空のレイヤーも取り込む」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:空のレイヤーも取り込む
-Schema△n:「インポートスキーマを使用」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:インポートスキーマを使用
-SchemaPath△スキーマファイルパス名
-Schema△1の場合入力
-UTF8△n:「文字コードはUTF8」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:文字コードはUTF8
-Numeric△n:「実数型(少数桁数のあるNumeric型)を数値型として取り込む」チェックボックス
 0=OFF
 1=ON:数値型として取り込む
-NoDlg:ダイアログを開かずに実行する

[LASから標高メッシュ生成]機能追加

[システム]-[ポイントクラウド]-[LASファイルから指定の解像度で標高メッシュデータを作成]機能を追加しました。
指定されたLASファイルから、指定の解像度で標高メッシュデータを生成します。
オプションで、集約された点数や標準偏差、中央値などをポイントデータとして取り込みます。

[プロジェクトエキスパート]-[標高メッシュ]からのnmm追加

[プロジェクトエキスパート]-[標高メッシュ]パネルの【追加】ボタンで、従来のファイル以外にPC-Mapping標高メッシュファイル(*.nmm)が取り込めるように改良しました。

[ポイント変則Z値検索]機能追加

[編集]-[編集]-[Z値]-[ポイント変則Z値検索]を追加しました。
前景レイヤーのポイントデータを走査して、周辺のポイントデータのZ値より異常に差があるものを検索します。

GPSログファイル群から軌跡ベクター生成

[システム]-[GPS]-[GPSログファイル群から軌跡ベクター生成]を追加しました。
複数のGPSログファイルから軌跡ベクターファイル(アーク・ポイント)を生成します。
オプションにより、軌跡ベクターのプロジェクトを生成します。

TIN検索高速化

TINに関して、4分木インデックスを自動生成し、保存時にシリアライズしてファイルに格納、次回から再利用するようにしました。

大量のTINで マウス位置のZ値をステータスバーに表示する際のレスポンス等を改善します。
最初にインデックス生成時は 少し時間がかかる場合があります。

整飾プロジェクトの@付きレイヤー

整飾プロジェクト内のレイヤーで
 レイヤー名が "@" で始まるもの

背景ピクチャーで
 タイトルが "@" で始まるもの

は、その図郭を参照しないようにしました。

[測地成果フラグ情報のみ変更]機能追加

[システム]-[測地成果変換]-[測地成果変換]-[測地成果フラフ情報のみ変更(連続一括処理)]を追加しました。

複数のプロジェクトファイル、レイヤーファイル、標高メッシュファイル、TINデータファイル、イメージファイル(*.nai、*.tif)をまとめて測地成果2000(JGD2000)・測地成果2011(JGD2011)などのフラグ情報のみを変更します。
※この処理は、測地成果に係る座標変換を行うものではありません。

サンプリング機能強化

[インポート]-[LAS]-[LASデータを部分的に抽出してポイントデータに変換]で、
「取り込まれた点群データから、その存在範囲ポリゴンを生成し、属性としてヘッダー情報を格納する」チェックONの際、
ポリゴン生成時の解像度をm単位で明示的に指定できるようにしました。
さらに、上記処理時の「中抜けとなるポリゴンは生成しない」オプションも追加しました。

[LASデータ領域ポリゴン]機能強化

コマンドImportLasDataAreaに、
オプション -AreaReso△ff.f(解像度をm単位で指定する)
を追加し、このオプションが優先されるようにしました。