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トップページ >  PC-MAPPING更新速報! >  2022/4/8更新 PCM8.025

2022/4/8更新 PCM8.025


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統合広域イメージ作成時のオプション追加

[システム]-[統合広域イメージ]-[統合広域イメージの生成]実行時の
カラー構成の変化処理に「(アルファ付き)32ビットカラーに統合」を追加しました。

このオプションで作成したwnaiは、広域イメージパネルで「透過色」チェックボックスをONにしなくても、
透過して表示されます。

AttrSrchAll に新型のコマンドを追加しました

[属性]-[検索]-[全データ検索](ベクタープロジェクト)でのコマンドAttrSrchAllに新型のコマンドオプションを追加しました。
従来のコマンドオプションと異なり、メインウィンドウと共存するモードレスダイアログとなります。

-Key (検索文字列)
-Mode n : 検索の条件 0 = 部分一致 1 = 先頭一致 2 = 厳密一致
-RegEx b :「正規表現」チェックボックス0 = OFF 1 = ON

-ForLayer b :前景レイヤー 0 = OFF 1 = ON
-BkLayer1 b :表示対象の背景レイヤー 0 = OFF 1 = ON
-BkLayer0 b :表示対象でない背景レイヤー 0 = OFF 1 = ON
-QShape b :Eシェイプ、クイックシェイプ 0 = OFF 1 = ON
-WLayer1 b : 表示対象の広域ベクター 0 = OFF 1 = ON
-WLayer0 b :表示対象でない広域ベクター 0 = OFF 1 = ON

-Arc b :アーク 0 = OFF 1 = ON
-Node b :ノード 0 = OFF 1 = ON
-Pol b :ポリゴン 0 = OFF 1 = ON
-Pnt b :ポイント 0 = OFF 1 = ON

-AttrDisp b :「属性表示対象のみ検索」チェックボックス 0 = OFF 1 = ON
-Str b :「文字列のみ検索」チェックボックス 0 = OFF 1 = ON
-Selected b :「選択要素のみ検索」チェックボックス 0 = OFF 1 = ON

-FieldSel n : フィールド名の指定 0 = なし 1 = 部分一致 2 = 厳密一致
-FieldName strname : フィールド名の指定

-Mark b :「選択強調あり」チェックボックス 0 = OFF 1 = ON
-FixArea b:「(可能であれば)現在の表示領域、表示縮尺を維持する」チェックボックス 0 = OFF 1 = ON

-Go : ダイアログを開くと同時に検索を実行する

例)
AttrSrchAll -Key 一丁目 -Mode 1 -ForLayer 1 -BkLayer1 1 -BkLayer0 1 -WLayer1 1 -WLayer0 1 -QShape 1 -Arc 1 -Node 1 -Pol 1 -Pnt 1 -AttrDisp 0 -Str 1 -Mark 1 -FixArea 1 -Go

タスクバーでのコマンド登録

タスクバーでのコマンド登録に関して、事前登録のキー定義機能を追加しました。

キー定義として
AAA=PCM_COMANND_LONGLONG_STRING
の登録があれば、
%AAA% -option QQ
というコマンド登録は、実行時に、PCM_COMANND_LONGLONG_STRING -option QQ として実行されます。
長い定型的なオプション文字列を多用するコマンド等へ応用されます。

タスクメニューバーカスタマイズ

カスタマイズ側設定

タスクバーキー定義

キー定義

[文字列ポイント整列位置調整]機能追加

PC-MAPPINGで整列した文字では、個々にポイントの右上、中央などを選ぶことができます。
これらをまとめて、文字位置を保持したうえで、ポイント位置を調整する機能を追加しました。
[編集]-[編集]-[編集作図]-[文字列ポイントの整列位置調整]でぜひお試しください。

文字列ポイント整列位置調整

例:すべての文字列のポイント位置を中央に設定

Proc系コマンド追加

ポリゴンのみ対応していたProc系コマンドによる
  • 描画フィールド設定
  • 描画パラメーター名変更

  • に他要素も追加しました。

    指定したレイヤーの各ベクター要素の描画フィールドを設定
    アーク
     Proc△Layer△para1△ArcRenderKey△para2
    ポイント
     Proc△Layer△para1△PntRenderKey△para2
    ノード
     Proc△Layer△para1△NodeRenderKey△para2

    指定したレイヤーの各ベクター要素の参照する描画パラメーター名を変更
    アーク
     Proc△Layer△para1△ArcRenderParamsName△para2
    ポイント
     Proc△Layer△para1△PntRenderParamsName△para2
    ノード
     Proc△Layer△para1△NodeRenderParamsName△para2

ダイアログ表示時の再描画制御

大量のデータが表示されている状態で、プロジェクトエキスパートや、レイヤーエキスパートを表示すると、
背景にかかるデータが再描画されるまで、操作が行えませんでしたが、ダイアログ表示時には
データの再描画をストップするように更新しました。

従来どおりの再描画した後にダイアログの操作を行いたい場合は、
iniファイルに以下の記述をお願いいたします。

[PcmView]
SuppressRepaintOnSheet=0

アーク延伸・縮尺(ArcExtend)のコマンドパラメーター追加

[編集]-[編集]-[編集作図]-[アーク延伸・収縮](ArcExtend)に、下記コマンドオプションを追加しました。

-StartNode△b ・・・始点側延伸チェックボックス:0 = OFF 1 = ON
-EndNode△b ・・・終点側延伸チェックボックス:0 = OFF 1 = ON
-StartLen△fffff ・・・始点側延伸距離(m)
-EndLen△fffff ・・・終点側延伸距離(m)
-SelArc△b ・・・選択アークのみ~チェックボックス:0 = OFF 1 = ON
-SelNode△b ・・・選択ノードのみ~チェックボックス:0 = OFF 1 = ON
-NoDlg ・・・ダイアログを開かずに実行
△は半角スペース
※指定しないコマンドオプションは前回の実行時の設定が残った状態となります。

使用例
ダイアログボックスを開かずに、アーク始点方向を55m延伸させ、終点方向を12m収縮させる。
ArcExtend -StartNode 1 -Endnode 1 -StartLen 55 -EndLen -12 -Nodlg

ADOによるデータベース接続のテーブルリストの表記方法更新

ADOによるデータベース接続

テーブルリストの表記方法に関して
  • 「「テーブル」のみリストする」
  • 「複数選択」

チェックボックスを追加し、これらを明示的に調整できるようにしました。

地理院地図詳細設定更新

表示する地理院地図選択

赤枠部分を呼び出す場合は、
CJBKMapUser△-id△2

[地理院地図(地図タイル)の表示設定]-「詳細な表示設定を行う」がON の時【表示する地図の選択】ボタンをクリックすると表示される[表示する地理院地図選択]ダイアログボックス)
に、登録済パターンがあれば、
メニューにないコマンド
CJBKMapUser△-id△nn
   ・・・・ nn:登録済パターン番号 1から 

で呼び出せるようになりました。

PC-MAPPINGでの丸め表記の整理

[プロジェクトエキスパート]-[環境2]での"丸め" 指定
データベースフィールド設定での"丸め" 指定において、
従来は
四捨五入 ==>最も近い整数に丸め、2 つの整数の中間値の場合は、ゼロから離れる方向に丸め
切り捨て ==>負の無限大方向への丸め
切り上げ ==>正の無限大方向への丸め

であったのに対し、
これを、

四捨五入 ==>最も近い整数に丸め、2 つの整数の中間値の場合は、ゼロから離れる方向に丸め
切り下げ ==>負の無限大方向への丸め (*表記を変更)
切り上げ ==>正の無限大方向への丸め
切り捨て ==>ゼロ方向に丸め(*新規追加)

としました。

計算フィールド機能更新

計算フィールド で、
従来の
  • roundup 切り上げ
  • rounddown 切り下げ

  • roundtrunc 切り捨て
を新規に追加しました。
(*)なお、属性照会時の座標表記が四捨五入において、「偶数丸め(銀行丸め)」になっていたものを
通常の四捨五入「最も近い整数に丸め、2 つの整数の中間値の場合は、ゼロから離れる方向に丸め」
になるように変更しました。


また、これら以外に座標値をテキスト形式で出力する場合には、
一般に「偶数丸め(銀行丸め)」が使用されています。
(偶数方向に丸める、10.5, 11.5 を整数にすると 10.0, 12.0 になる)
実際上は有効桁を十分にとっているので誤差の領域に含まれています。

[ポリゴン生成処理結果]ダイアログボックス更新

ポリゴン生成処理結果

[ポリゴン生成処理結果]ダイアログボックスの生成されたポリゴン数に関して、
ディスエーブルポリゴン数等詳細な情報を表記するようにしました。

[印刷枠調整](縮尺固定、印刷サイズ固定)機能更新

印刷枠調整

【Alt】キー押下時のスナップ表示

印刷枠スナップ
 ALTキー押下+四隅クリックで、
 移動モードかつスナップ設定に従いスナップするように
 なりました。
 (スナップマーカーもスナップツールチップも表記)
 ただし、経緯度座標で回転がかかっている場合は、
 この機能は利用できません。

[回転設定]ダイアログボックス

印刷枠回転
 回転ダイアログに
 【図上2点指定】ボタンを追加しました。
 図上で2点を指定して、回転角度が指定できます。
 (通常通りShiftキー押下でのスナップ可)

印刷枠回転

図上 左から右方向指定での印刷枠回転