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トップページ >  PC-MAPPING更新速報! >  2018/11/16 更新 PCM7.717

2018/11/16 更新 PCM7.717


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UAV撮影コース設計

[ツール]-[UAVコース]-[UAV撮影コース設計(カメラ撮影)]、[UAV撮影コース設計(レーザースキャナー)]において、
KMLファイル出力オプションとして、
 ・出発地点からの相対値(Kml飛行計画モード)
 ・絶対値(Kml確認モード)
を 選択できるようにしました。
通常コントローラーには出発地点からの相対値で渡しますが、GoogleEarth などで視認する際には、"絶対値" で閲覧します。
また、コース出力用に生成されたレイヤーは、従来、出発点からの相対高度がZ値に記録されていましたが、
レイヤーとしては絶対高度が設定されるように仕様変更しました。

UAV撮影コース設計(レーザースキャナー)

[ツール]-[UAVコース]-[UAV撮影コース設計(レーザースキャナー)]において、
・計画コースの間隔を指定の一定間隔で設計するモードを追加
・90度回転させたコースを同時に生成するオプションを追加
・相対高度で斜面を飛行する場合、しきい値(距離m)を指定して、
  隣接斜面に接近しすぎている箇所を検出するオプションを追加

領域指定でプロジェクトの切り出し

[設定]-[領域指定でプロジェクトの切り出し]で、
「ポリゴンは「包含関係のみ構造化」レイヤーに変換して切り出す」オプションを追加
これがONの場合は、切り出されたポリゴンは再構成されます。
※ 矩形の領域で切り出す場合にのみ有効となります。

イメージの表示

・[レイヤーエキスパート]-[イメージ]パネルの設定で、「(カラー画像を)モノクロに変換して表示」オプションを追加
・広域イメージの設定で、「モノクロ画像にして表示」オプションを追加
いずれも、画像の実体は変更せず、描画時のみモノクロ化して表示します。

輪郭グラデーション

ポリゴンブラシスタイル「輪郭グラデーション」で、ポリゴンを塗りつぶす場合に、
複雑な図形であってもポリゴン外部へはみ出さないように、クリッピング処理を付加しました。

拡張グラフィックスのコマンド

[ファイル]-[システム環境]-[システム環境設定]の「表示と印刷」タブの拡張グラフィックスについて、
コマンド:GDIPSet を追加しました。

●機能指定のパラメーター
-enable { 1 | 0 } ・・・ 拡張グラフィックスのOn/Off
-LineDraw { 1 | 0 } ・・・ ライン描画のアンチエイリアスのOn/Off
-PolFill { 1 | 0 } ・・・ ポリゴンフィルの拡張のOn/Off
-ImageDraw { 1 | 0 } ・・・ 画像描画の拡張のOn/Off
-AntiAliasFont { 1 | 0} ・・・ 文字描画でアンチエイリアスののOn/Off
-SaveParams ・・・ 設定情報を保存して、次回起動にも反映させる

正規化座標変換のコマンド

[編集]-[正規化]-[正規化座標変換]のコマンドに、新タイプを追加しました。

コマンド:Nrm1
コマンドの後ろに半角スペースを区切りとして、パラメーターを記述します。
※ (レイヤー名)等の括弧「( )」は不要

●パラメーター
-Mode ・・・ 正規化方式
 0 = 標準
 1 = 正規化基準点を四隅点として処理する
 2 = アフィン変換(3 点)、ヘルマート(一次等角)変換(2 点)
 3 = ヘルマート変換 最小二乗法("3=ON"で重みつき最小2乗法が可能)
 4 = 三角形分割アフィン変換
 5 = アフィン変換 最小二乗法("5=ON"で重みつき最小2乗法が可能)
 6 = 疑似アフィン変換(4 点)
 7 = ヘルマート変換 無縮尺2点以上
 8 = ヘルマート変換 無回転2点以上
-FrameLine ・・・ 図郭線の生成の有無
 0 = 有
 1 = 無
-Preserve ・・・ 元レイヤー保持の有無
 0 = 有
 1 = 無
-Clip ・・・ クリッピングの有無
 0 = 有
 1 = 無
-Layer (レイヤー名) ・・・同時に変換するレイヤー名 ※1
-LayerAll ・・・すべてのレイヤーを同時に変換する ※1
(※1 は同時に指定不可)
-CoordDeg ・・・経緯度座標系を指定 ※2
-CoordRect (系番号) ・・・直角座標系を指定 ※2
-CoordUtm (ゾーン番号) ・・・UTM 座標系を指定 ※2
(※2 は同時に指定不可)
-CoordStd ・・・測地系 TKY JGD2000 JGD2011 を指定
 0 = TKY
 1 = JGD2000
 2 = JGD2011
-CoordScaleDenomi (縮尺分母) ・・・ 縮尺分母 を指定
-CoordP2 x0 y0 x1 y1 ・・・矩形図郭座標を「数学座標系」で指定
-Adjust ・・・図郭調整オプション
-BkIm (レイヤー名)(横ピクセル数)(縦ピクセル数)(アスペクト調整 0 | 1)(保存モード 0:現在のファイルに上書き 1:ファイル名を指定 2:内部データ)(保存パス名 省略は "") ・・・・ 背景イメージの正規化指定 複数列記可
-Go ・・・ダイアログを表示せず実行する

【記述例】
Nrm1 -Mode 1 -FrameLine 0 -Preserve 1 -Clip 1 -LayerAll -CoordRect 9 -CoordStd 2 -CoordScaleDenomi 500 -CoordP2 -85400 63900 -85200 64050 -BkIm "image" 63440 47580 2 "" -Go

元号変更について

「Pcm.ini」ファイルにて、
[PCMDateTime]
GengoMode=1
上記の設定で、日付時刻型の元号表示に関して、Windows認識の元号が表記されるようにしました。

更に、
[PCMDateTime]
GengoMode1=1
上記の設定で、「XX1年」を「XX元年」と表記されるようにしました。