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CPUの力を最大限に活用しよう!マルチコア(スレッド)処理設定


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PC-MAPPINGで処理をする中で、「もっと効率を上げるにはどうしたらいいかなぁ」と思ったことありませんか?
実は、PC-MAPPINGは2011年よりマルチコア(スレッド)処理に対応しています。
CPUの複数のコアを利用することで、イメージ表示、正規化処理等の並列化可能な機能の処理速度向上に貢献しています。

PC-MAPPINGの起動時に呪文をとなえるだけで、マルチコア処理に対応したモードで起動します。

マルチコア(スレッド)処理に対応とは?

皆様がご利用のPCは、どのようなCPUが使われているでしょうか?
クアッドコア、ヘキサコア、オクタコア・・・等たくさんのコアがあるCPUかと思います。
CPUは、プログラムを読み込み、それに従ってデータ処理を行います。
現在では、CPUの単なるスピードアップは限界に近付いたため、複数コアを利用するという形になりました。

1人で作業するよりも大勢で作業したほうがもっと早い

PC-MAPPINGも並列化処理に対応して複数コアを使用することにより、処理速度のさらなる向上を目指しています。

複数コアがあるのに生かしきれていない

複数コアに効率よく割り振りさらにスピードアップ

マルチコア(スレッド)処理を行うには?

PC-MAPPINGでマルチコア(スレッド)処理を行うには、起動オプション「-OmpThreads」を設定します。
ご使用のPCのCPUコア数をご確認いただき、コアをいくつ使用するかを指定します。
PC-MAPPINGの起動オプションとして設定しておくことで、起動の都度設定が必要なく意識せずにご利用いただけます。

[書式]
-OmpThreads△para1
※△は半角スペース
[引数]
para1:生成するスレッドの最大数
0 = そのマシンのコア数分のスレッド処理を行う。
-1 = 1つのスレッドに限定(非パラレルモード)
[解説]
OpenMPによるパラレル処理時の設定(※HTのみ)。
現状でパラレル処理対応している機能は、
  • 交点検出、ノード生成
  • 自己交差(ねじれ)、ダブリ検査
  • 交差(同一レイヤー内)検査
  • イメージの「画像の図法変換」
  • 「統合広域イメージの図法変換」
  • イメージの正規化
  • ポリゴン生成の一部過程
  • ポリゴンからポイント生成
マルチコア(スレッド)処理以外にも、PC-MAPPINGには様々な便利な起動オプションをご用意しています。
ヒント集「起動オプション一覧」もあわせてご活用ください!