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いまこそ?PC-MAPPINGでアナグリフ


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地形を直感的にとらえるために

地形にまつわる情報を地図上で色分け、グラフ表示などはGISの得意分野ですが、
地形そのものを直感的に認識したい、といった観点でのデータづくりが近年求められています。

昨今の地理、地図ブームでも、様々な表現方法が多くの人の目に触れましたが、
担い手不足という点においても、容易に地形判読ができる表現は実務でも必要とされてきているようです。
今回はその中でも原点回帰、最も古い手法であるアナグリフに関する機能のご紹介です。

アナグリフってなんだっけ?

赤青メガネ、そう、それです!
アナグリフは余色立体図ともよばれていますが、赤と青の2色で合成した画像です。
その画像を、左目に赤、右目に青のフィルムを貼ったメガネを通して見ることで、立体的に見ることができます。

地理院地図でもアナグリフの画像データが公開されています。
(詳しくは国土地理院アナグリフの解説ページをご参照ください)

PC-MAPPINGにおける 陰影段彩図 と アナグリフ

PC-MAPPINGでは、2016年3月に機能追加された、標高をグラデーションで立体的に表現する
陰影段彩図の作成機能があります。(陰影段彩図についてはこちらをご参照ください。)
今回この作成機能に、アナグリフの作成機能がオプション追加されました。

段彩陰影図作成ダイアログ

生成されたアナグリフ画像(余色立体図)

データに応じて視差などは調整していただき、赤青メガネでの見え方を調整してください。
赤青メガネは、自作もできますし、Amazonなどでも安く手に入れることができます。

日常的にVRやARも身近になりましたが、データ作成も見るためのヘッドセットも高価、
古典的な手法ですが、手軽に安価に3Dが実現できるアナグリフにいま立ち戻るタイミングかもしれません。

PC-MAPPING Ver7.718(2018/12/27 更新)よりお試しいただけます、
バージョンアップいただき、ぜひご活用ください!