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GIS をもう一度復習してみると


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GISとは、地理情報システム(Geographic Information System)のことです。
「地理情報システム関係省庁連絡会議」では、”地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表現し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術”と定義されています。
簡単にいえば、「コンピュータを使って地理的な情報を総合的に管理・運用・分析するシステム」です。

地理的な情報とは?

土地の図形としての情報や自然の情報はもちろん、人間が土地に与えた人為的な情報など土地と関連する情報が幅広く含まれます。
たとえば、「横浜スタジアム」には、以下の情報が結びつけられています。
  • 経緯度・標高・地質など ・・・ 土地に固有に備わっている自然情報
  • 公園 ・・・ 一定の物理的性質の人為的情報
  • 中区 ・・・ 概念的な人為的情報
  • 横浜スタジアム ・・・ 土地の関連情報
土地と結びつけられる情報はすべて地理的な情報となります。

どんなことができる?

地図と情報が連携することにより、どちらか一方だけでは得られない新たな情報を得ることができます。
例えば、
  • 駅から半径500m以内 ・・・ 地図により取得できる情報
  • 和食のお店 ・・・ 飲食店のリストより取得できる情報
を組み合わせることで、”駅から半径500m以内にある、和食のお店”という新しい情報を得ることができます。
また、”駅から半径500m以内にある、和食のお店”をより分かりやすく表現するために、
  • 着色する
  • ピンをたてる
といった視覚的表現を行うことで、形や周囲の環境が目の前に浮かび上がり、分布状況も瞬時に理解できるようになります。

例のような空間的な解析や視覚的表現を行うことがGISを使用することのメリットにもつながります。